関西学院高等部学友会 ARCHIVE

文化祭1993

関西学院高等部文化祭1993

日時 1993年11月3日(祝) 午前9:00〜午後6:00

テーマ 「START」

関西学院高等部文化祭1993
  • パンフレット編集・ポスター 大藤泰生

始まりに思う

能島裕介

関西学院高等部学友会会長 能島裕介

文化とは何だろうか。過去の賢者たちが著した書物だろうか。それとも偉大な芸術家が残した彫刻だろうか。決してそうではない。それらは学術、芸術であり、あくまでも術(すべ)に過ぎない。文化はそれを越えたところに存在する。つまり彼らはそれらの術を手段として、文化の追及を試みたのである。

我々はいま文化へのアプローチを行おうとしている。しかしそれは学術、芸術によるものだけではない。文化は地域、時代その他あらゆる環境によって異なった発展を遂げる。文化は風俗であり、伝統だと思う。それならば我々のありのままの姿が文化であるということができるのではないだろうか。だからこそ我々は全員で文化祭を作り上げることを第一の目標にしたのである。我々の文化は決して一部の人間の物でもなければ、作られた偽りの物でもない。ありのままのすべてが我々の文化である。もちろん真実の自分を正視することは困難で、時として苦痛を伴うことがあるかも知れない。だが我々はあえてそれを選択した。

今年のテーマは“START”であるが、我々の選択は新しい時代への始まりを意味する。新しいものでありたい。真実なものでありたい。いま、すべてが始まる。今回の文化祭が「始まり」の扉を開くものでありたいと思う。最後にすべての方々に心からなる感謝を捧げる。

START

河野隆一

文化祭執行委員会委員長 河野隆一

この度、45回目を迎える関西学院高等部文化祭にお越し頂き、誠に有難うございます。 例年、本校の文化祭を作り上げていたのは文化部と有志だけでしたが、今年は生徒全員が文化祭を作り上げました。つまり今年の文化祭には関西学院高等部のありのままの姿が表れていると僕は思います。

今年のテーマは“START”ですが、我らは常に時代の先駆者でなければいけません。なぜなら我らは失敗を恐れず、新しい道を切り開いていく力と若さを持っているからです。そして、それはいまだからこそ可能なことであると思います。

最後になりましたが文化祭準備にたずさわったスタッフ、先生方に深く感謝しつつ、挨拶とかえさせていただきます。

パンフレット(一部)