子ども会1991
1991年度 子供会報告
文化総部長 計盛範啓
去る、四月二十九日の緑の日に子供会を無事終える事が出来た。当日はあいにくの雨で素晴らしい春空に子供達の声は響かなかった。
子供会は神戸女学院自治会、関西学院の文化総部、宗教総部の役員が中心となって行っている。招待する子供達は阪神間にある六つの母子寮で生活している子供達である。そして、関学または女学院のどちらかのキャンパスを利用して毎年行っている。
今年の会場は関学である。振り返って思うと、メインのプログラムを決定するのにいささか手間どった。過去の資料を見ると多くの年が甲山でオリエンテーリングを行っている。また女学院の方から会場を二ヶ所(関学と女学院)にして行わないかという提案があった。しかし、前者はスタッフへの負担の大きさと子供達の疲れ具合が激しいという事、後者は子供達同士の出会いが半分になるという事から見送った。結局、前年度と同じようなキャンパス全体を利用したオリエンテーリングと決定した。
現実には、当日雨が降ったためにオリエンテーリングは行われなかったが、そのかわり雨天の場合を考えて準備していた総合体育館での球技大会を行った。
総合体育館は一〇班一三四人の人達が一度にバレーボール・ポートボール・ドッヂボール・卓球を楽しむにはいささか狭かったように思う。スタッフとしては全体に目が届くのだが、はしゃぐ子供達一人一人についている高校生には大変だったろう。また余分なスペースがないために班としての行動もとりにくかったように思った。
昼過ぎには雨もあがり、ようやく春らしい天気となった。おかげで子供一人一人の「手形とり」(新企画)も順調に進んだ。しかし閉会式は無理にプログラムを変更して屋外(クラブのハウスの上の観客席)で行った。そのために閉会式らしからぬものとなったのではないかと反省している。
現在、子供会を行っている関学の姿の一端は次のようなものである。文化部は自主的に行っている施設訪問を、嫌々年一回出かけるという状態 (行けば十分楽しいのだが)。そして、子供会に参加したいという人がなかなか集まらず四苦八苦する状態。さらに「宗教活動=ボランティア活動」とは思わないが、宗教総部が子供会を見捨てつつある状態。
私は声を大にして言いたい。子供会は名ばかりのボランティア活動ではないのです。参加者の真心がこもっているのです。豊かな時代の私達ができるささやかなものなのです。私は子供会が好きで文化総部長になったのです。そして、私は人一倍ミスを犯し、迷惑をかけつづけていたのです。どんな不器用な人であってもかまいません。是非一度参加を考え、参加して下さい。
最後に、子供会に素晴らしい息吹きを吹き込んでくれた女学院と関学の参加者、お世話になった両校の先生方、各施設の方、総合体育館の方、献金してくれた全ての学友会員に、そして二十二人のスタッフ、特に女学院の自治会長の下津さん、そして学友会長の岡村君に心から感謝します。みなさん本当にありがとうございました。
(四月二十九日のプログラム)
九時00分〜一〇時00分
班分け、開会式 於 総合体育館
一〇時00分〜一一時00分
班別自由行動 於 総合体育館
一一時00分〜一二時一〇分
球技大会○ドッヂボール
○バレーボール
○ポートボール
○卓 球
於 総合体育館
二一時一〇分〜一三時00分
昼 食 於 総合体育館ノ
一三時00分〜一四時一〇分
球技大会 於 総合体育館
一四時一〇分〜一四時四〇分
全体ゲーム 於 総合体育館
一四時四〇分〜
おやつ、手形とり、閉会式
於 クラブハウス上
招待した寮
*尼崎市立母子寮
*伊丹母子寮
*神戸真生塾
*三光塾
*同朋学園
*西宮母子寮
− 参加者全員の暖かい心と 子供達の屈託のない笑顔と 素晴らしい春の陽光に 乾杯 −
(マスタリー第14号p163-164より)
