2005年度学友会スローガン「今を生きる」
2005年度学友会スローガン「今を生きる」
今年の学友会の任期も終ろうとしている。今年の学友会は「今を生きる」という年間テーマを掲げ、橋本会長を中心に活動してきた。今振り返ると、学友会スローガンがこのテーマに落ち着くには、かなりの時間がかかった。学友会役員間でも、果たしてこの言葉が学友会テーマにふさわしいのか、様々な議論があった。しかし最後には、この言葉に込める橋本会長の思い「毎日の高等部生活を何となくやりすごすのではなく、一日一日を大切に、充実した日々を過ごす」が受け入れられ、このテーマに確定した。一年たって、この言葉はかなりの程度、高等部生に浸透したのではないか。今にして思えば、なかなか味のある言葉である。過去を振り返ると、楽しかったこと辛かったこと、人それぞれに思い出がある。しかし、過去を重荷として引き摺っていては、「今」に向き合うことが出来ない。逆に未来を当てにして、「今」という時に、単なる未来への準備期間・通過点としての意味しか見出さないのであれば、「今を生きる」ことにはならない。「今」そのものに価値を見出し、その時その時、様々な事に挑戦してこそ「今を生きる」ことであり、高等部は最大限そのような生き方が出来る環境に恵まれている。
学友会は、この一年、「今を生きる」という言葉を具現化すべく活動してきた。まず、一階ホールの掲示板を、「今を生きる」高等部の姿を映す窓にしようと考え、ラミネート加工した様々な掲示物を掲示した。委員会や総部のスペースも設け、一年間のスローガンを貼りだしてもらった。一階ホール掲示板に対する全校生徒の注目度は高まったのではないか。また、昨年度学友会から継承した「ビジュアル・アッセンブリー」にも力を注いだ。アッセンブリーの度に、正面スクリーンに様々な伝達やアピールが投影された。時として、食堂に放置された食器やゴミのデジカメ映像等、高等部生の望ましくない「今」が投影されることもあった。また、学友会役員自身が「今」を生き生きと生きるべく、「震災復興チャリティコンサート」などの新しい企画に挑戦し、子ども会などの伝統行事にも積極的に関わった。その頂点が文化祭であった。学友会役員の中には、クラブ活動を掛け持ちしている者もおり、本当に忙しかったが、文字通り「今」を充実して過ごすことができたと感じている。もちろん、やろうとしてできなかったこと、うまくいかなかったことも多々ある。力不足を痛感する場面も多かった。どこまであのスローガンにふさわしい活動が出来たのか、自信は無い。しかし、これから発足する新学友会、並びに一・二年生の諸君が、自分たちの欠けを補い、また違った形で高等部の新しい「今」を創り出していってくれることを信じている。(学友会本部)
